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「はじめまして、本棚荘」 紺野キリフキ

はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)
(2010/02/23)
紺野キリフキ

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内容(「BOOK」データベースより)
本棚荘の大家さんは言う。「昔は本がお家賃だったのよ」と。中にも外にも本棚だらけのそのアパートに越して来た“わたし”。そこで出会ったのは、猫芝居をなりわいとする猫遣い師、本棚に捨てられていたサラリーマンなど、やっぱりへんてこの住人たち。どこかいびつで、とげを抱えた彼らに触れるうち、少しずつ“わたし”のなかで何かが変わり始める…。文庫書下ろし。



シュールで不思議な物語を書かれる、僕の好きな作家さんの一人、紺野キリフキさんの新作です。
今回は少し変わった住人が住む少し変わったアパートのお話。
「とげ抜き師」の姉を持つ主人公。
優しそうに見えるけど底が見えない大家さん。
ダメ中年の「猫遣い」
いつもアパートのどこかで寝ている女子大生。
捨てられた「野良サラリーマン」
これだけ読むと「なんのこっちゃ?」と思うかも知れませんが
読んでみると結構すんなり物語の中に入り込めます。
おそらく登場人物同士の軽妙な掛け合いや
流れるような心地の良い文体がそうさせているのだと思います。

僕の中では「猫遣い」はだんぜん渡部篤郎。
無精髭をはやしてニヤニヤしてほしい。
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